那覇市・旭橋駅周辺で既存ビル2棟を改修してホテル化する計画が公表され、1km圏の客室総数は14,920室へ増加見込みとなる。改修はそれぞれ215室と127室で、築年数の古い建物を活用するスタイルで開業時期は2027年春と2028年春を予定している。
那覇市中心部の旭橋駅周辺で、マリオット・インターナショナルがシティエクスプレス by マリオット沖縄那覇を開業する契約を公表したのは2026年8月24日で、215室を改修物件として運用開始予定とされた。併せてコロンビア・ワークスは旧琉球サンロイヤルホテルを取得し、一棟を127室に改修して2028年春開業を目指すと公表している。
1km圏の客室総数は2012年の7,909室から2026年には14,920室へ拡大し、圏域の供給は主に改修型と新規開業の組み合わせで推移している。那覇市のADRは直近の12ヶ月平均で約¥10,262、稼働率(OCC)は2026年9月時点で約87.8%と高水準が維持されている。
改修型の2件は同一帯域の競合として、価格帯別にみると1万円未満と1万円〜1.5万円の帯が圧倒的に多く、1.5万円〜2万円帯は薄い。改修費用の仮置きシナリオでは、改修1室800万〜1,800万円の幅で、躯体を残す改修が新築躯体費に比べて利回りの点で有利になるケースが示唆されている。
開業時期の違いにも関わらず、改修の所要期間は新築より短く、契約公表から着工・開業までの期間が約8ヶ月(シティエクスプレス)から1年半程度と、工事の性質上のスケジュール差が明確となっている。