ファナックが2027年3月期の通期業績見通しを上方修正し、自己株式取得を発表。受注高は過去最高を更新し、前場の株価には反応が出た。
ファナックは26日発表の2027年3月期第2四半期累計の連結経常利益を前年同期比38.1%増の1490億円とし、7〜9月期の営業利益は632億円で前年同期比45.1%増となり、市場予想を上回った。受注高は3060億円となり、四半期ベースで過去最高を更新した。
同社は通期の営業利益を従来の2180億円から2407億円へ、経常利益を2712億円から3088億円へ引き上げた。部材調達を巡る懸念が後退したことも反映したとされる。
同時に発行済み株式数の1.08%にあたる1000万株、上限500億円の自己株式取得を決議。買い付け期間は26日から2027年4月30日までで、前場の株価は5658円付近で推移し寄り付き後に5821円まで買われた。
他銘柄ではKOAやメディパルHDが大幅反発・上方修正を示し、INPEXは原油高の影響で大きく買われた。市場では自社株買いの発表が相次ぐ一方、AI関連需要の取り込みで銘柄間の動きに差が出ている。