日銀は来週の会合で従来どおり0.25ポイントの利上げを見込む報道が多い。一方で0.50ポイントのサプライズは想定されておらず、政策余地を温存する姿勢が伝えられる。
日銀は来週の金融政策決定会合で0.25ポイントの利上げに傾くとの見方が広がっている。円安や輸入コスト高、労働市場の逼迫といった要因にもかかわらず、大幅な利上げよりも慎重な運用を継続し、政策金利を1.25%に据え置く余地を確保する選択が有意であると報じられている。
前回の0.5ポイント引き上げとの対比で、今回の通常の0.25ポイント引き上げが市場の混乱を抑えつつインフレリスクに対応するとの見方が多い。日銀が四半期に1回程度の引き締めペースへ加速する検討も伝えられ、複数関係者は具体的な数字に慎重な見方を示している。
米国との協調介入や米財務当局の発言を背景に、日銀の路線には米側の影響力が強まっているとの指摘もある。市場は9月18日の会合を前に、政策の方向性と円相場の動向を注視している。
財政面では来年度予算概算要求の大規模化が指摘されており、政府の財源確保への懸念が日銀の金融安定性にも影を落とす可能性がある。専門家は中立金利の範囲内での引き上げを前提としつつ、経済成長と物価動向を見極める必要性を強調する。