クラウドフレアの観測でAIエージェントの通信が1年間で約1700%増加し、HTMLリクエストの大半をボットが占める状況が明らかになった。これを受け同社はAIエージェント向けの新基盤や認証・決済などの機能強化を進める。
クラウドフレアの観測によると、AIエージェントによる通信は2025年6月から2026年5月末までの1年間で約1700%増え、HTMLコンテンツへのHTTPリクエストの60.4%をボットが占めるようになった。人間によるアクセスは39.6%にとどまる。
同社はこの変化を前提に、AIエージェント向けの実行基盤やWeb接続、認証、決済、セキュリティ機能の整備を急ぐと説明。発表には新技術やソリューションとしてPrecursorなどが含まれ、AIエージェントと人間の識別を前提とした対策が紹介された。
また、インターネットは人間中心の「Human Internet」からAIエージェント中心の「Agentic Internet」への移行と位置づけられ、今後の設計変更が想起された。
統計のほか、新規Webサイト数の34%増、iOSアプリの68%増、GitHubのプルリクエスト数の153%増といったソフトウェア開発の活発化も示された。