ツアーAD EKとPTを打ち比べ、EKの大型ヘッド化と新マンドレルの影響を専門家が検証した。ほかにもFI/DIの現状や他社シャフトとの比較が語られ、PTユーザーにとっての選択肢としての位置づけが示された。
木下編集部の取材でグラファイトデザインのツアーAD PTと新作EKを打ち比べ、EKがGC系の新しいマンドレルを採用し大型ヘッドに対応している点が紹介された。松山英樹や女子プロの採用実績を踏まえ、FIの人気とDIへの移行が背景として触れられている。
長谷部氏はEKがPTの正統な進化版に近い振り感を持つと評価し、PTの持つ安定性と再現性を踏まえつつ、現代の大型ヘッドとの組み合わせでの適応性を指摘した。PTの特徴である走り過ぎず芯を外しにくい設計の再現性が、EKでも感じられると述べられた。
ヘッド側の背景として460ccを超える現代ヘッドの慣性モーメントの高さが語られ、ヘッド直進性の追求とシャフトの安定性の両立が重要視される現状が説明された。EKは安定性を保ちつつ、打点ブレに対する耐性を高める方向で評価された。
EKとPTのフィーリングは近いが、EKはインパクト時のねじれ感が少なく、ミスヒット時の球筋安定性が向上しているとの感触が共有された。また、ベンタスTR 2026モデルやスピーダーNXシリーズとの比較で、重量帯別の適性が議論された。