株価100円以下から化ける可能性が取り上げられ、北紡が10月23日に大きく値上がり。終値87円、+29.85%の上昇で出来高は265万株と急増した。反対に日本コークス工業は85円台で推移し、財務の弱さが指摘される。
北紡は10月23日の急騰で始値67円→高値95円→終値87円となり、出来高が約265万株へ膨らんだ。株価は100円以下の銘柄として注目を集め、同社はビットコインを保有する暗号資産事業を展開しており、2025年以降に取得した暗号資産の一部を貸出運用している。11月13日には中間決算で黒字化の道筋が見えるかが焦点となる見込み。
同社はビットコイン保有のほか、2026年3月にVリムジンの株式を51%取得、KITABO Solutionsの設立を決議し、モビリティ事業の黒字化を目指す。一方で未行使の新株予約権が発行済株式数を上回っており、行使されれば大幅な希薄化リスクが生じる。
日本コークス工業は東証プライム上場にもかかわらず株価が85円付近にとどまり、PBRは0.73倍と純資産の7割程度の評価。コークス事業の赤字が継続する中、財務指標として借入金が多く、D/Eレシオが高水準にある点がリスク要因として挙げられている。2025年11月の休止・減損、2026年3月期の最大赤字から2027年3月期に営業利益の回復を見込む計画が示されている。
リスク要因としてコークス事業の収益性低下と財務指標の悪化が挙げられる一方、北紡は暗号資産関連の新規事業展開と資本施策を進めつつ、黒字化を見込む可能性が議論されている。本文は個別銘柄の現状と今後の材料を危険度ランク付きで整理しており、読者は各銘柄の材料と財務安定性の推移に注目する形となっている。