ベトナム・ディエンビエン省で、日本企業と研究機関がデータ駆動型農業の実証事業について、事業報告会と収穫祭を開催した。スマートグリーンハウスでの栽培と遠隔指導の成果が報告された。
本事業は、日本の中小規模・高付加価値生産を現地で展開する農業ソリューションと遠隔指導を組み合わせ、ディエンビエン省における一次産業の高収益化を目指すものである。令和6年度の補助金を活用し、現地の農業普及拠点にスマートグリーンハウスを設置した。
実証では、ディエンビエン省の農業普及センターおよび現地生産者の圃場にスマートグリーンハウスを建設。環境データはネットチャートのP3EGを通じてNTTアグリテクノロジーの遠隔営農支援システムへ連携され、現地の栽培指導は日本企業と農研機構が共同で実施された。
本事業の報告会および収穫祭にはディエンビエン省人民委員会や農業環境局の関係者、日越の関係企業・機関が出席し、栽培されたフルーツトマトの収穫状況を視察し、成果を報告した。販売先の空港ラウンジなどで陳列・試食も行われた。
今後はフランチャイズ形式での農業事業展開や、現地電力供給安定性の課題に対応するため、太陽光発電・蓄電機材とクラウド型IoTを組み合わせた安定運用を検討する。