米財務長官ベッセント氏が、日本政府と日銀が円高につながる措置を講じることを期待すると述べ、市場では9月の利上げ観測が強まった。円相場はドルに対して上昇し、1ドル=約159.7円前後で推移した。
米財務長官ベッセント氏が、日銀と日本政府が円高につながる措置を講じるべきとの考えを示したことが報じられた。G20財務相・中央銀行総裁会議で発言が行われ、市場には日本の円高対応に根拠があるとの受け止めが広がった。
この発言を受け、円はドルに対して上昇し、月曜日のドル円相場はおおむね1ドル=159円73銭前後で推移した。市場はこの動きを、今後の介入可能性や政策対応の前提として捉えていると伝えられる。
日本銀行は9月17日・18日の金融政策決定会合で利上げに踏み切る可能性があると見込まれている。現在の年2回程度の利上げペースを上げ、金融政策の正常化を進める方向性が検討されている。
円安が続くと輸入品価格の押上げとインフレ圧力が強まるとの指摘があり、7月末には日米の共同為替介入が実施されたが、円高の長期化には慎重との見方もある。