広島イーグルグループの車載用ウォーターポンプ向けメカニカルシール製品が世界シェア70%を維持。国内拠点の広島イーグルは2工場体制で自動車部品を製造し、半導体製造装置向け新ラインを24年に導入した。
自動車用ウォーターポンプのメカニカルシール製品で世界70%のシェアを持つイーグル工業グループの国内拠点として、広島イーグル(株)は北広島町に2工場を置き、月間数百万個を世界へ供給している。売上高は約40億円、従業員は約200人で、グループの部品を国内外の自動車メーカーへ安定供給する体制を整える。
同社は完全自動化ラインによりエンジン冷却水ポンプ用メカニカルシールを月380万個、エアコン用コントロールバルブを月104万個、エアコン用リップシールを月970万個生産できる体制を敷き、世界各国の自動車へ供給して品質を安定させている。
半導体分野にも参入し、24年1月に本社工場へ半導体製造装置向け新生産ラインを設けた。円筒形金属部品を製造し、装置内部への異物混入を防ぐシール材として用いられる。
今後は自動車部品以外の分野拡大を目指し、船舶や航空機分野への供給を拡大する方針を示す。SDGs推進や再生可能エネルギー活用に向けた新技術の導入も進め、地域社会と共生しつつ持続的成長を目指す。