グロービングの第1四半期決算で売上高が32億1,000万円と過去最高を更新。新社長の就任と持株会社化、AI関連の事業拡大計画が進行する中、AI-Spend Intelligenceの試験運用開始が発表された。
グロービングは8月27日付で代表取引役社長に福田浩基氏が就任したことを伝えた。12月1日には WAO!ホールディングスへ持株会社制へ移行する方針を示し、グループ横断で自立経営と機動性を高める体制を目指すとした。
27年5月期第1四半期の連結業績は売上高32億1,000万円、営業利益9億2,000万円、営業利益率28.7%となり、四半期ベースで過去最高を記録した。前年比は売上高20.8%増、利益率に一部影響を及ぼす一時費用を伴うが、通期計画はおおむね想定通りと説明された。 AI関連の売上は全体の比率を押し上げ、AI-Spend Intelligenceのテスト運用開始が11月に予定されている点が注目された。
AI-Spend Intelligenceはクライアントとの共同開発を進めつつ、来年度以降に本格展開を見込む。パートナーの純増は16名で、今期には追加で8名の入社が確定しており、採用費用は前年同期比で大きく増加したが、長期的な成長投資として位置づけている。第1四半期にはホールディングス化関連の一時費用も計上されたが、今後は縮小見込みとされる。
海外展開の加速も進み、日本企業の海外プロジェクトを支援する動きを継続する一方、シンガポールをハブにASEAN、将来的には欧米展開を視野に入れる。M&Aは2026年6月以降のパイプライン構築を進め、LOI提出は2社、初期検討案件は30社と報告された。今後はAI関連売上の拡大とパートナー網の拡充を柱に、年次60%以上の成長を目指す方針が示された。