PhotosynthはLINE友だち登録のみで店舗の扉を解錠できる新機能をAkerunに組み込み、一部店舗で実証を開始した。GPS認証で不正解錠を防ぎ、無人運営の利便性とセキュリティを両立させる。
Photosynthはスマートロックを活用するAkerun入退室管理システムにおいて、LINE公式アカウントから店舗の扉を解錠できる新機能を開発した。専用アプリのインストールや会員登録を必要とせず、LINEの友だち登録のみで入店できる。実証実験は一部の店舗で開始している。
新機能の最大の特徴はGPS認証を用いた位置情報の自動照合で、店舗周辺にいない第三者が遠隔で解錠するのを防止する。これにより無人運営の際の防犯性が高まり、営業時間の延長や24時間化が容易になるとの見込みがある。
実証店舗では夜間・早朝の無人営業を導入したことで、無人時間帯の売上が店舗全体の25%を占める成果が出ている。入退室履歴はマーケティングデータとしても活用でき、シフト最適化など経営判断の材料にもなる。今後は小売店以外の施設への適用拡大も想定されている。
PhotosynthはPoCの有効性と実用性を検証し、標準サービス化へ向けた開発を加速させる計画。2026年11月18日に空間無人化サミット2026を開催し、無人化・省人化産業の可能性を発信する方針だ。