阪和興業のインドネシア子会社HSSIが第三者から不正アクセスを受け、サーバーと一部PCのファイルが暗号化された。現時点で取引先情報の外部流出は確証なしだが、復旧はバックアップを用いて進められている。活動は10月20日に発覚し、10月28日に公表された情報を基に、外部の専門会社とともに侵入経路や影響範囲を調査している。
阪和興業のインドネシア子会社であるPT. HANWA STEEL SERVICE INDONESIA(HSSI)が第三者の不正アクセスを受け、サーバーおよび一部パソコンのファイルが暗号化されたことが公表された。発覚は10月20日で、同日以降社内ネットワークとインターネット接続を遮断し、端末を隔離して復旧作業を進めている。
公開段階では、被害サーバーには取引先提供の業務関連情報とHSSIの社内情報が保存されていたが、現時点でファイルの外部流出を確定する証拠は得られていない。侵入経路や影響範囲は外部のセキュリティ専門会社と調査を続けており、被害範囲の確定には今後の公表が必要とされている。
復旧は、被害機器の初期化・再構築と安全性確認後、バックアップデータを活用して進められている。一部業務を再開したとされるが、ファイルの利用不能と情報流出の有無は現時点で区別して捉えられており、追加情報の開示が待たれている。
過去には2024年にもタイの子会社 HANWA THAILAND で同様の不正アクセスが確認されており、グループ全体でセキュリティ対策を強化する方針が示されている。今回の事案では、取引先情報の保護と関係当局への報告が進められている。