米国市場は主要企業の決算を通じて明暗が分かれる展開となり、人工知能投資の長期化と地政学リスクへの警戒感が市場心理を左右している。
好調な決算が相次ぐ一方、AI関連支出が長期化するかどうかへの警戒感が残る。スペースXとAMDは売上高が予想を上回ったにもかかわらず、投資家の反応は限定的だったとされる。
イーライリリー、メルク、コノコフィリップス、キャタピラー、ディズニーは決算を概して堅調と評価され、今四半期のS&P500企業の増益率も前進しているとの見方がある。
AMDの株価は約7%下落、サンディスクとウェスタンデジタルも決算発表後に売り圧力を受けた。スペースXの株価は決算後に約14%下落したが、木曜には反発に転じ、初のロックアップ期間終了後の動向が要注目とみられる。
エネルギーセクターの大手企業の決算動向や原油市場の中間シグナル、増産をめぐる公約なども焦点となっており、為替・雇用市場・FRBの見通しとともに市場の総合的な動きを描く。