井関農機は2024年に開始した「プロジェクトZ」で構造改革と成長戦略を同時に進め、2026年3月には小田切元氏が社長に就任して次の100年へ舵を取る計画を示した。
世界的なサプライチェーンの混乱や原材料価格の高騰、円安の進行、国内の農業従事者の減少・高齢化など、農業機械メーカーを取り巻く環境は激しく変化している。一方で食料安全保障への関心が高まり、スマート農業や環境対応技術への期待が大きくなっている。
井関農機は2024年に「プロジェクトZ」を発表し、収益性と資本効率の課題に真正面から向き合い、構造改革と成長戦略を同時に進めている。社長の小田切元氏は構造改革を生産最適化、開発最適化、国内営業深化の3軸で進め、成長戦略は欧州を主軸とした海外成長を展開すると説明している。
国内では大型・先端・畑作・環境の4テーマにリソースを集中させる方針で、海外は欧州を軸に成長を図る予定。これにより、持続可能な農業を支えるソリューションカンパニーへ転換することを目指している。
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