岡山の第二地銀・トマト銀行が5年定期の金利を0.65%へ引き上げ、店頭の金利はメガバンクを下回るままでも2026年4~6月期の純利益は前年同期の約3倍に拡大した。新規資金を中心に高金利商品を組み合わせる戦略が中心。
岡山市に本店を置くトマト銀行は9月24日、定期預金の金利を上げた。5年ものは年0.50%から0.65%、1年ものは0.46%となり、適用は2026年9月28日から。5年定期の従来水準は0.002%だった時期もあり、金利は大きくはないが、決算の背景には金利動向の影響が見える。三菱UFJ銀行は同期間に5年物1.00%へ引き上げており、店頭金利では上回られている。
決算は2026年4~6月期の連結で、経常収益が前年同期比13.3%増の73億4300万円、経常利益は2.8倍の12億7900万円、純利益は2.9倍の8億6900万円となった。預金利息は6億1600万円から10億5900万円へ約7割増え、資金運用収益は有価証券利息配当金などの増加と合わせて増収を達成した。