世界的に広く使われるプログラム言語PHPに重大な脆弱性が見つかった問題で、自治体や金融機関はホームページを停止した。静岡銀行のオンラインサービスや岩手銀行のアプリ機能も一部停止し、ローン申し込みができなくなるケースも確認された。
世界的に普及しているPHPに重大な脆弱性が見つかったとして、札幌市は市のHPを午後9時から一時停止した。緊急時の連絡先や救急情報のみを載せた簡易サイトを開設し、再開時期は未定としている。
宮城県や仙台市、白石市などでもHP機能の一部を制限した。金融機関側でもHP公開を取りやめる動きがあり、山形銀行、栃木銀行、群馬銀行、北国銀行、静岡銀行などのHPが停止された。
静岡銀行はインターネットバンキングが利用できる公式アプリ「しずぎんアプリ」も停止した。個人情報の漏洩は確認されていないとし、安全確保を目的とした予防的措置と説明している。岩手銀行はスマートフォン向けの「いわぎんアプリ」の一部機能を停止した。
北国銀行ではHP上の来店予約機能が使えなくなり、群馬銀行ではローンの申し込みなどが不能となっている。山形県内の山形新聞社もHPの公開を取りやめ、再開の見通しは立っていない状況だ。