新型コロナ禍のキャンプブームが落ち着く中、アウトドア市場は堅調に拡大。防寒・防水の高機能ウエアが普段使いにも広がり、成長を牽引している。
キャンプブームが収束する一方で、アウトドア・レジャー市場は堅調に拡大している。防寒対策や防水性能に特化した高機能ウエアが普段使いへ広がり、売上を支えている。
作業服大手のワークマンは防寒・暑さ対策に特化した高機能ウエア「Xシェルター」シリーズを発表。外気温5度〜30度でも衣服内温度を快適に保つ設計で、13製品を投入、1年間で70万点・24億円の売り上げを目指す。
東京商工リサーチは25年度のアウトドア関連企業の売上高が前年度比5.6%増の1兆193億円、利益は25.1%増の497億円と報告。普段使い市場として定着する一方、販売網の弱い企業は採算へ影響を受けているとの分析を併記している。
市場の急成長を進めるマムート・スポーツグループジャパンは26年に100億円超、30年には160億円を目標。冬季登山対応の高価格モデルから日常使いまで展開する「ドライ・ダウン コレクション」を発表した。
ネット通販ではキャンプ用品の特売が相次ぎ、5割以上の値引きも珍しくない。