ネバダ州のギガファクトリーでは自動車をつくられていない一方で、敷地の約3分の2を日本企業が電池製造に充てている。リチウムはチリの塩湖産で、電池の大量生産と低価格化がこの記事の主張の核となっている。
アメリカ西部ネバダ州北部の砂漠にある巨大な工場(世界初のギガファクトリー)は、現時点で自動車の生産を行っていない。内部は3階建ての工場スペースを持ち、外見だけでは工場の実態はわかりづらい。
この施設では敷地の約3分の2が電池製造に充てられており、数百万個の電池部品が製造ラインを動き回る様子が描写されている。製造過程では鋼鉄製のカートとベルトコンベヤーが描写され、音も絶えず鳴っている。
この電池工場ではチリのアタカマ塩湖から採取されたリチウムが実際の製品へと変換され、他の材料と混合されて正極活物質となり、電極に塗布後に鋼鉄製容器へ挿入される過程が説明されている。
著者は現代の産業革命に近い現象として、電池の大量生産が自動車の電化を実現する鍵であると論じており、気候変動対策の観点からも電池の生産量拡大が重要課題だと指摘している。