東邦ホールディングス(HD)がPHCHDへの買収提案を巡り、東京地裁が買収防衛策を否定。提案は1週間ほどで破綻したとみられ、アクティビストとの攻防が激化している。
10月初旬にPHCHDに対する法的拘束力のない初期的買収提案が伝えられ、東邦HDは検討しているとコメント、PHCHD側は提案を受領していることを認めた。
しかし市場関係者の間には、今回の提案が企業価値向上策というよりもアクティビストの追い詰めに対する買収防衛策ではないかとの疑念が持たれていた。
その後、東邦HDは買収提案を破棄したとされ、東京地裁が買収防衛策を否定したことで“幻の提案”との見方が強まっている。
今後はアクティビストとの攻防戦の推移や、同社の防衛策の是非と市場の反応が注目される。