フランスの小売り大手カルフールが通期業績予想を下方修正。暴動による客足の減少や店舗運営コストの増加が響いていると伝えられ、EPSの見通しやその他指標の下方修正も行われた。
フランスのカルフールは通期の調整後EPS見通しを従来の「1桁台後半の伸び」から「横ばいから小幅な伸び」へ引き下げ、経常営業利益率、純フリーキャッシュフロー、設備投資の目標も下方修正した。ボンパールCEOは「フランスで前例のない状況に直面している」と説明し、個人消費の動向や店舗の営業環境の不確実性が極めて高いと語った。
同社のADRは20日にニューヨーク市場で一時8.5%下落した。抗議活動には全国で50万人以上が参加したとされ、夜間外出禁止令の導入後も混乱は沈静化したが、デモの再燃が呼びかけられている。カルフールは暴動による影響を公表した初の主要小売企業とされる。