大分県の三浦造船所で、日本初の交換式コンテナ蓄電池を搭載するEV内航コンテナ船「たかさご」が進水した。船体の設計は大型で、最大積載は227TEU、航行速度は約23km/hとされる。
井本商運は、日本初の交換式コンテナ蓄電池を用いたゼロエミッション航行が可能な内航コンテナ船「たかさご」を進水させた。進水式は2026年10月8日に実施され、船名が命名された。
船舶の全長は82.22m、全幅13.8m、深さ6.6m、総トン数は509トンで、積載本数は227TEUとなっている。ヤンマー製発電機3台とラメル製推進モーター2基を搭載し、最大時速は約12.2ノット(約23km/h)に達する。
船内電池として容量250kWhのリチウムイオン電池を2台積み、交換可能な20フィート型コンテナ電池を3台ホールド内に積載できる。就航初期は船内バッテリー2基とコンテナ型バッテリー1台で運用を開始する予定。
井本社長は、再生可能エネルギー由来の電力を充電源として活用し、航行時のみならず燃料採掘・製造段階からCO2を排出しない完全ゼロエミッションを目指す考えを示した。神戸-広島間の運用像など、将来的な交換式バッテリーの活用案も紹介された。