インターネットガバナンスフォーラムIGFが、数年後のルール形成に関わる場として重要性を増す。2026年のIGFはナイロビで開催され、オンライン参加も可能となる。
IGFは政府以外の企業や市民団体、技術者も対等に議論する場であり、法的拘束力はないが議論の“空気”が後の規制形成に影響することがある。今後の議論にはAIガバナンスや子どものオンライン安全などが取り上げられ、グローバル・サウスの視点の反映も重視される。
今年のIGFは2026年の第21回会合として、12月14日から18日までケニア・ナイロビで行われ、現地とオンラインの併用形式で実施される。公式テーマは知能の時代のインターネットを統治する――私たちが共有する責任で、英語リアル字幕の配信なども用意される。
IGFにはダイナミック・コリションと呼ばれる継続的な作業グループがあり、テーマ別に長期的な議論と文書作成を続ける仕組みがある。グローバル・サウスの規制動向を把握する上でも、企業は継続的な参加による信頼構築が重要視される。
来年2027年にはAPrIGFが日本で開催される予定で、日本企業は域内の政策担当者や市民団体と直接交流できる機会が増える。日本IGF支援機構はAPrIGFの開催支援や国内活動を推進しており、寄付や協賛を受け付けている。