株式会社タスキは2024年3月28日に上場廃止となり、同日行われた共同株式移転を経てタスキホールディングスの完全子会社化。現在は東証プライム市場へ市場区分を変更している。代表の柏村雄氏はDX支援を軸に高成長を目指すと述べている。
株式会社タスキは、2024年3月28日に上場廃止となり、同日に実施された共同株式移転により新設の「株式会社タスキホールディングス」の完全子会社となった。その後、タスキホールディングスは東証グロースから東証プライム市場へ市場区分を変更している。これらの経緯は2024年時点の経営体制の転換を示している。
事業は不動産×ITのデジタル化を推進するReTechを中核に据え、IoTレジデンスの企画開発・1棟販売を長年主力としている。小規模物件の3億円規模のコンパクトレジデンスを手掛け、相続税対策を検討する富裕層を主要顧客とする。池袋エリアでのドミナント戦略により仕入れコストを抑える工夫も取り入れている。
不動産領域のDX推進としてSaaS型マルチプラットフォーム「TASUKI TECH」を展開。生産性向上を支えるDXツールの社外展開や、建築士のエンジニア転換による要件定義・実装の高度化を進めているほか、クラウドファンディング事業「TASUKI FUNDS」で不動産投資を1口10万円からオンラインで提供している。第一号ファンドは「キッズガーデン北区滝野川」で申込開始3分で募集金額を達成した。
中長期の成長戦略としてIoTレジデンスを基盤に堅実成長を図りつつ、SaaSの拡販と新領域拡大を推進。海外投資家需要の取り込みや、Volume Check Engineを搭載したTASUKI TECH TOUCH&PLANなどの新機能を活用して製品価値の向上を狙い、ReTechとSaaSの収益比率を約1:1へ近づけることを目標としている。