欧州市場はまちまちで取引を終え、ロンドン市場は鉱業株下落が重しとなりFTSE100が下落。反対に中型株で構成されるFTSE250は小幅高となり、欧州市場は原油高や地政学的緊張を背景に不確実性がくすぶる展開となった。
ロンドン株式市場はまちまちで取引を終え、鉱業株の下落がFTSE100種の下落を招いた。週間の動きではFTSE100種が1.38%安、FTSE250種は0.12%高、FTSE350種の鉱業株指数は大きく下落した。銅大手アントファガスタの株価は4.6%安となり、銅価格下落と生産見通しの不透明感が影響した。
米プライベートエクイティ大手シルバー・レイクがワークデイの買収を巡って協議を進めていると報じられ、ソフトウエアやデータ関連企業が反応。レレックス、エクスペリアン、セージ・グループなどが上昇した。一方、英中銀チーフエコノミストの見方が利上げの可能性を示唆する報道もあり、投資家の心理に影響を与えた。
欧州株式市場は総じて続落。STOXX欧州600種は週間で0.36%安、ただし高値圏で推移し8月初旬以降の4週間で約3%上昇した。原油価格の高止まりと地政学的緊張は依然として重荷。ホルムズ海峡を巡る米伊対立は緩やかな上昇を招き、ECBの追加利上げ観が強まるとの見方が広がっている。
欧州債券・為替市場ではホルムズ海峡を巡る対立が継続する中、長期金利が上昇。ドイツ10年債利回りは5bp上昇の3.19%、2年債は2年ぶんの動きで2.79%付近。ドル/ユーロやユーロ/円の水準も終盤の水準を表示した。