青森県内で60代女性がニセ警察を名乗る男らに騙され、6595万円を振り込ませられた。7月中旬から8月初めにかけて計27回の現金振込が続き、最終的に被害が判明した。
青森県警が1日公表したところによると、60代の女性が特殊詐欺の標的となり、6595万円がだまし取られた。被害は7月下旬に発覚した。電話を通じて警察官を名乗る男と接触したことがきっかけで、指定された口座へ現金を振り込んだ。
振込は7月16日に東北電力の未払いを口実に始まった説明から始まり、7月17日から8月8日にかけて計27回に及んだ。LINEのビデオ通話へ誘導され、身の潔白を証明するため協力を求められる場面もあったという。
警察官を名乗る男は守秘義務を強調し、捜査続行のため協力を拒めば逮捕される可能性があると説明。女性はその指示に従い、指定口座への振込を継続したが、後に捜査関係者の助言で振込を止めるべきだったことに気づいた。
7月28日に金融機関からの情報提供を受けた警察官が女性と対面して振込を止めるよう説得したものの、女性は依然として指示に従い続けた。最終的には被害の全容に気づき、対応を決断した。