三菱自動車は東南アジア重視の戦略を修正している。中国EVの台頭を受け、同地域に偏重してきた方針への見直しが進んでいる。5月末の中長期ビジョン説明会でCEOがこの点を語った。
三菱自動車は東南アジアを中心とした事業戦略を見直す意向を示している。中国メーカーの電気自動車(EV)に対抗するため、地域配分の再検討が進んでいるとされる。
同社は長年、益子修元社長の下で東南アジアを主力市場として成長を狙ってきたが、中国勢の台頭で競争が激化しているとの指摘がある。
5月末に発表した中長期ビジョンの説明会では、加藤隆雄CEOがアセアン向けの商品振り分けを見直す意向を述べたと伝えられている。
三菱自は1966年にタイで現地生産を開始しており、東南アジアを軸にした体制は長期にわたる。先進国向け新型車の投入により販売台数を伸ばせるかは未確定で、今後の動向が注目される。