韓国のSKハイニックスは米ソリダイムのナスダック上場手続きを中止すると発表した。資本市場環境の変化と株価動向を踏まえ、上場前の投資誘致と新規上場の検討を取りやめる判断に至った。
SKハイニックスは海外子会社のソリダイムの上場手続き中止を決定したと発表した。資本市場の環境や株価の動向を総合的に考慮し、上場前の投資誘致と新規株式公開の検討を中止する判断に至った。
ソリダイムは、2021年に米インテルのNAND型フラッシュメモリ事業とSSD事業を買収して設立された会社で、米国での生産拠点確保と技術開発の資金調達がナスダック上場の主な理由として挙げられていた。
上場手続きの中止には株主の反発と株価下落が大きな影響要因とみられ、グループ持ち株会社からソリダイムへと至る多層的な支配構造が親子上場としての懸念を深めていたとの指摘もある。
市場の変動性が高まる中、半導体メモリ需要の高まりとともに投資環境の見直しが進み、ソリダイムの成長戦略と株主価値の両立をはかる検討を継続する方針を示した。