ニデックが電子部品子会社のニデックコンポーネンツを売却する方針で、米系ファンドのカーライルと最終交渉に入っている。売却額は1000億円超の見通しで、創業者の永守氏が推進してきたM&A戦略の転換が浮かぶ。
ニデックは電子部品子会社のニデックコンポーネンツ(旧コパル電子)を売却する方針を固め、29日にもカーライル・グループと最終交渉に入っていると伝えられた。売却額は1000億円超になる見通しで、主要子会社の売却は初めてとなる見通しだ。
売却を通じて、創業者の永守重信氏が進めてきたM&Aによる拡大戦略から転換する可能性が指摘される。車載部品事業の再編や会計不正による巨額の減損計上が見込まれ、グループ会社の整理と再建が進む見通しとなっている。