ミラタップはミニマルでデザイン性の高い住宅設備を自社ネット通販で直販し、価格を透明化して成長。創業家2代目の山根太郎社長が父の死を機に事業を引き継ぎ、業界の常識を覆す改革を推し進めている。
都心部の新築マンション価格高騰の中、築年数が古いマンションをリノベーションする動きが広がる。その際の設備として、ミラタップはデザイン性とコストパフォーマンスを武器に、職人の技術力を活用した製品展開を進め、ネット通販による直販で中間コストを削減している。
ミラタップはシンプルでミニマルなデザインを強みに、世界的受賞歴のあるデザイン性と、工務店や建築士といったプロの信頼を得て業績を拡大している。価格面では「ワンプライス制」により業者と個人で同じ金額を提示する透明性を打ち出している。
事業の転機は2012年、山根太郎社長が上海赴任中に父の末期がんを知らせる電話を受け、後を継ぐ決断をした時期に訪れる。就任直後には社員の約4割が退社する混乱を経験したが、その状況を乗り越え、事業の再構築と成長を進めていく。