NY市場のドル円は米国10月の製造業PMI速報値とミシガン大調査の確報値を巡る展開を中心に動向を見極める。リスクオフの動きが出る場面も想定され、原油価格の推移やAI関連投資動向が観点となる。
本日のNY為替市場では、ドル円の動きは米国債券市場と株式市場のリスクオフ動向を注視しつつ、米10月の製造業PMI速報値と消費者態度指数の確報値を見極める展開になる。
10月の米製造業PMI速報値の予想は55.5、サービス部門PMI速報値の予想は58.0で、物価指数や雇用指数にも注目が集まる見通し。ミシガン大調べの消費者態度指数確報値では1年先のインフレ期待が4.7%、5年先が3.5%の修正値に注目する。
ドル円の動きには中東情勢の緊迫化による原油高の影響が買い要因となり得る一方、米中間選挙を背景にAI投資の巻き戻し懸念やAI関連銘柄の動向がリスクオフ要因として作用する可能性がある。
米4-6月期GDPではデータセンター関連投資が民間住宅投資を上回るとの指摘があり、AI投資の過熱感が市場の注目点となっている。AIショックの可能性が現実化した場合のリスクシナリオには利上げではなく利下げの可能性が含まれるとの見方もある。