KDDI傘下のジー・プランが広告代理事業で架空取引が発生したとしてValue Creationに約27億6000万円の損害賠償を請求した件で、Value Creationが東京地方裁判所に反訴を提出。反訴額は約2億379万円に上る。
バリュークリエーションは10月6日、ジー・プランへ対して損害賠償の反訴を東京地方裁判所に提起したと発表した。相手方の請求額は約27億6000万円で、同社は取引が自社の関与で行われたとするジー・プラン側の主張を否定している。
問題の発端はKDDIの連結子会社ビッグローブとその子会社ジー・プランが運営していた広告代理事業における架空循環取引だ。広告主が実際には委託していない広告掲載業務を装って受発注し、複数の代理店を介して資金を循環させ、売上を虚偽計上していた。期間は遅くとも2018年8月から2025年12月まで続いており、取引先218社のうち21社で架空循環取引が確認された。
Value Creationの特別調査委員会の報告では、同社がジー・プランと下流代理店の間の取引に関与していた大半が架空循環取引であったと認定された。一方、Value Creation側の調査結果では同社担当者が外部者と共謀して不適切な取引を行った事実はなく、不適切な取引であるとの認識もあったとは認められないとしている。