S&Pグローバル・レーティング・ジャパンの山本武成社長は、グリーンボンドなどのSPOを通じて、サステナブルファイナンス市場の透明性と信頼性を高める取り組みを語った。
信用格付けの独立性とガバナンスの効いた体制のもと、S&Pはグリーンボンドやソーシャルボンドが国際原則やガイドラインに適合するかを評価するセカンド・パーティー・オピニオン(SPO)を提供している。投資家と発行体の双方に対し、透明性と信頼性の向上を目指して活動している。
SPOの特徴として、対象経済活動を低炭素・気候変動適応の観点で6段階の色分け「シェード・オブ・グリーン」で評価する点が挙げられる。視覚的な表現を通じ、投資家と発行体の対話を活性化することをねらっている。
同社は発行前のSPOだけでなく、資金が使われたかを検証する発行後レビュー(PIR)や、企業全体のトランジションを評価するクライメートトランジション評価(CTA)など、複数の評価サービスをラインアップとして提供している。
今後の展望として、SPO提供者として格付けと同様に世界をリードする立場を目指しており、世界トップシェア獲得を掲げている。