世界の耐火間仕切り市場は、データセンターや半導体工場の新設・改修に牽引され、2026年から2035年にかけて年平均5.8%で拡大する見通し。アジア太平洋が最大の市場となり、2025年基準で指数は175へ達する見込み。
世界の耐火間仕切り市場は、厳格化する防火規制と高付加価値インフラ整備を背景に、2035年まで持続的な拡大が見込まれています。需要はデータセンター・半導体工場・蓄電池設備・商業ビルなどで、2時間・4時間耐火構造を中心とした高耐火等級ソリューションの採用が進む見通しです。
地域別ではアジア太平洋が主導的地位を維持し、世界需要の40〜50%を占めるとされ、北米と欧州がそれに続く見通しです。市場指数は2025年=100で2035年には約175に達する見込みで、実質ベースで75%の増加を見込みます。
需要を支える要因として、データセンターの大型投資・半導体工場の建設・蓄電池システムの設置・保険要件の強化などが挙げられ、逆に認証の分断や原材料変動が抑制要因となっています。セグメント別にはデータセンターが最大の用途(推定30%)、半導体製造が約25%、蓄電池が約15%、商業ビルが約20%、産業・製造が約10%と見られています。
今後の展望として、2時間・4時間耐火区画の普及、非発塵性・低粒子間仕切りの採用拡大、煙制御機能の統合が進むとされ、アジア太平洋を含む地域での新設・改修が市場を牽引すると見られます。代表的参入企業にはSaint-Gobain、Etex Group、Promat、Technical Glass Products、Vetrotech Saint-Gobainが挙げられています。