防衛大臣の英国訪問でGCAPを世界へ発信する一方、エアバスの視察が行われ、日本企業の国際共同開発参画機会や企業ブランディングへの影響が注目された。三菱重工業やANAホールディングスなど日本企業への波及が指摘されている。
小泉進次郎防衛大臣が英国ファンボロー国際航空ショーに参加し、次期戦闘機計画GCAPの連携強化を世界へ発信した。現地ではGCAPの重要性を訴えるとともにカナダのオブザーバー参加も発表された。
防衛省の公表資料ではエアバス視察の詳しい説明が少ない一方で、エアバスの公式リリースには小泉大臣の視察が大きく取り上げられ、A400Mコックピットの視察写真やCEOとの会談、最新機A321XLRを背景とした集合写真が含まれていた。
このエアバス視察は、防衛部門だけでなく同社全体のブランド戦略として日本政府とエアバスの良好な関係を印象づける狙いがあり、日欧の防衛産業と民間機製造の協業機会を広げる可能性がある。
GCAPを軸に日欧の連携が深まれば、日本の航空宇宙・防衛産業にとって三菱重工業やANAなど企業への機会拡大が想定されるが、直接的な機材選定への影響は本文には限定的に留まる。