ベースフードの2027年2月期第2四半期決算は売上高が前年同期比16.7%増の43.7億円となり、主力商品BASE BREAD チョコレートの改良と店舗展開の拡大が寄与した。自社ECと卸の好調と海外の伸び悩みが対比され、今後の展開にも注目が集まる。
ベースフードの2027年2月期第2四半期の決算は、売上高が43.7億円、前年同期比で16.7%の増収となった。主力商品のBASE BREAD チョコレートのリニューアルと積極的な販促、AIを活用した広告の内製化などが成長を後押ししたほか、自社ECの売上は28.5億円で14.4%の増加、卸売上は11.2億円で18.2%の増加となった。一方で海外事業は0.4億円と前年同期比で大幅減、マイナス要因が目立つ。
コンビニエンスストアを含む店舗展開の拡大と自社EC・卸の相乗効果が売上の伸長を支えた一方、広告投資の影響で営業利益は-0.1億円、営業利益率は-0.3%となり、赤字幅は計画通りの範囲に留まった。SBIR採択に伴う研究開発投資の増加分は翌期に営業外収益として回収される見込み。
海外展開では中国市場での販売展開を強化する方針が継続され、現地の提携や現地大手の販路拡大を通じた成長戦略を推進。中国展開の業務提携として、盒馬鮮生での販売を中心に推進する計画が示唆されているほか、台湾・韓国を含む地域展開も検討されている。
新商品・リニューアルとしてBASE Pound Cakeのキャラメル味、BASE BREAD LITEの展開を発表。LITEは税抜198円と安価に設定し、エントリーモデルとしての顧客獲得を狙う。これらの商品はスーパーマーケットやコンビニでの展開拡大を狙い、売上成長と顧客単価の向上を目指す方針。
2027年2月期の通期見通しでは上期は進捗良好だが下期の動向を見極め、期初予想を据え置き。売上成長率を10〜30%の範囲で確保しつつ、広告投資と黒字化の両立を図る。今期の成長戦略は、定期購入者の増加と店舗展開の拡大を両輪とする。