韓国のSKハイニックスが日本の宮城県に数十兆ウォン規模の大型メモリ工場建設を検討していると伝えられ、実現すれば日本初の同規模拠点となる見込み。崔泰源会長が現地を視察した。
韓国のメモリー半導体大手SKハイニックスが、日本・宮城県に数十兆ウォン規模の大型メモリ工場を建設する検討を進めていると伝えられた。実現すれば、韓国企業として初の日本での大規模生産拠点になる可能性が報じられている。
宮城県を訪問したSKグループの崔泰源会長は、現地の投資環境を実地調査したとされる。宮城県は日本政府が重点育成する三大半導体産業センターの一つで、補助金の受け入れ実績がある地域として紹介されている。
計画の規模は、韓国内の龍仁・湖南地域のクラスター計画と比較して海外拠点として位置づけられ、先行投資でHBM需要に対応する生産能力拡大の狙いがあると解釈されている。また、HBM需要の高まりを踏まえた能力拡張が見込まれる。
ただし、投資計画の最終決定には時間がかかる見通しで、米国からの対米投資圧力や韓国内の警戒感といった障壁も指摘される。SKハイニックスは公式に「何も決定していない」との立場を示している。