大手百貨店4社の10月の売上高は、三越伊勢丹HDが国内百貨店計で前年同月比10.9%増、H2Oリテイリングが同13.2%増となり、他社も増収を示した。月次の要点を整理する。
百貨店4社の10月売上高は、三越伊勢丹ホールディングスの国内百貨店計が前年同月比で10.9%増、J.フロントリテイリングの百貨店事業合計が1.9%増、H2Oリテイリングの全店計が13.2%増、高島屋は国内百貨店計で2.1%増となった。伊勢丹新宿本店や三越日本橋本店、三越銀座店など店舗別の売上が高水準を維持している。
「三越伊勢丹HD」では伊勢丹新宿本店の店頭が前年同月比12.5%増、三越日本橋本店が6.8%増、三越銀座店が28.4%増などを含み、同社計は12.4%増となった。函館丸井今井等の地域百貨店計は7.9%増、国内百貨店計は10.9%増に達した。
「J.Frontリテイリング」では大丸松坂屋百貨店の合計売上高が前年同月比0.9%増、百貨店事業合計は1.9%増だった。免税売上高は増加を示し、国内売上高は一部で減少も、免税除く国内売上高は比較的堅調だった。
「H2Oリテイリング」では全店計の売上高が前年同月比13.2%増。内訳は阪急本店12.3%増、阪神梅田本店40.5%増、支店計5.9%増となり、10月は国内顧客売上高と免税売上高の伸びが大きく、海外からの集客も高水準を維持した。
「高島屋」では国内百貨店計が2.1%増、免税売上高は0.5%減。店頭売上は全体で上向き、インバウンド需要の動向と併せて各店の成績は顕著だった。