李大統領がサムスン電子の李在鎔会長と面会し、AIや対米投資を巡る議論が行われた。現代自動車グループの鄭義宣会長への次の面会も予定され、3大メガプロジェクトの推進を巡る動きが注目される。
先週、李大統領は半導体大手SKグループの崔泰源会長と夕食会を開いたのに続き、26日にはサムスン電子の李在鎔会長と面会した。近く現代自動車グループの鄭義宣会長とも会う見込みで、複数の大企業トップと相次いだ面会となっている。
韓国政府と大手企業は6月末に発表した半導体やAIなどへの大規模投資計画「3大メガプロジェクト」を軸に、具体策を議論する場となっている。サムスン電子とSKハイニックスは南西部に800兆ウォン(約92兆円)を投資し、計4カ所の半導体工場を新設する方針を示している。李大統領は計画の推進を強調しており、面会を通じて実現へ向けた具体策が話し合われるとみられる。
現代自動車グループのセマングム投資計画についても議題になる見通しだ。同グループは2029年までにセマングム地域へ9兆ウォンを段階的に投資し、AIやロボットなどの「革新成長拠点」を構築する方針を公表している。
3社のトップ面会では、トランプ政権下での対米投資拡大の動きや供給網再編といった課題についても意見を交わすとみられる。国内への投資拡大と対米投資拡大のバランス、米国との貿易問題の安定的管理など、経営環境の不確実性をどう解消するかが焦点となる可能性がある。