LIFESCAPESがグローバル・ブレインから追加出資を受けた。投資額は非公開で、2024年10月30日に公表された事案である。BMI/BCI技術を用いる上肢リハビリ機器の展開が進むとされます。
脳卒中リハビリ用のBMI/BCI機器を開発・製造・販売するLIFESCAPESに対し、グローバル・ブレインがCanon Marketing Japan MIRAI Fundを通じて追加出資を実施したことが公表された。出資額や企業評価額は明示されていない。
グローバル・ブレインは日本で脳卒中が要介護原因の一つであり、重度の上肢麻痺を伴う患者の多くが従来のリハビリで十分な回復を得られていないと説明している。
LIFESCAPESは慶應義塾大学の牛場潤一研究室で十年以上蓄積したBMI/BCI技術を用い、頭皮のウェアラブルセンサで神経活動を検出、意図と連動して手指装具を動かす訓練機器を提供する。医療機関向けと機能訓練向けの二ラインがある。
医療用製品は脳卒中・脊髄損傷に対する運動量加算の対象となる例があり、随意筋電図が乏しい重度症例にも適用可能とされる。一方、機能訓練用は介護施設等での訓練に用いられる。
グローバル・ブレインはBMI/BCIを用いた上肢訓練の有効性を複数の学会報告で裏付けられていると説明しており、臨床導入先の報告や創業期の研究結果も開示している。