元PSSの田島秀二氏がUBRへ転籍し、実験・臨床検査の自動化機器の研究開発を本格化。PSSは2026年6月期に黒字化を回復する見込みと伝えられている。
プレシジョン・システム・サイエンス(PSS)の田島秀二・元社長らが、同社の元子会社であるユニバーサル・バイオ・リサーチ(UBR)へ移り、実験や臨床検査を自動化する機器の研究開発に専念する動きを取り始めている。田島氏らの転身は、UBRを新たな開発拠点とする狙いがあると見られる。
PSSは免疫発光測定装置やPCR検査用自動化機器などの開発・販売を手掛け、COVID-19の感染拡大時には業績を大きく伸ばした。一方で感染収束に伴い国内外の売上が低下し、赤字に転じていた。
田島氏の経営立て直しの取り組みには、PSSの財務再建を図る意図と、エンジニアの新たな活躍の場を創出する狙いがあると見られている。
UBRへの移籍と自動化機器の本格開発開始は、同社グループの事業再編の一環として位置づけられていると報じられている。