日光市の自社農園を拡充し、約1ヘクタールで年間約60品目の野菜を出荷して地域貢献を目指す。ひかりの郷農園は2023年1月に開始し、農地の引き継ぎを通じて農業の担い手支援と地元産品の供給を進めている。
大日光・エンジニアリングは栃木県日光市に約1ヘクタールの農園を設置し、トマトやキュウリ、白菜など季節に応じた野菜を栽培している。日光の伝統野菜「野口菜」も生産対象に含め、直売所や地元スーパー、ホテル、飲食店へ出荷して日光産野菜の需要を取り込んでいる。
「ひかりの郷農園」は2023年1月にスタートし、日光市の農家が約20年間管理してきた農地を引き継いで運営を開始した。電気・水道の整備と社員らが自ら組み立てたビニールハウス6棟を設置しており、開始からの設備投資額は約1000万円に上る。
農園は年間約60品目の野菜を栽培し、季節に応じて作付けを行っている。紫色のオクラなど珍しい品種の生産にも取り組み、飲食店からの要望にも応じている。収穫物は日光だいや川公園内の直売所「だいやの森旬菜館」および地元スーパー「かましん」に出荷されるほか、ホテルや飲食店にも供給されている。
農園の運営は雇用の機会創出にもつながっており、正社員と契約社員で運営している。休職からの復職を希望する社員や障害のある人の受け入れを進め、周辺の養豚場や豆腐店などから出る資材を堆肥として活用するなど、地域貢献を農業を通じて推進している。