ウェスタン・デジタルが予想を上回る決算と配当増額を発表。2027年度第一四半期の売上高は43.8億ドル、EPSは4.86ドルで、配当は1株当たり0.175ドルへ増額された。
クラウドやAIストレージ需要を背景に、ウェスタン・デジタルは直近の決算で継続事業の売上高が堅調であることを示し、従来予想を上回る実績となった。売上高は43.8億米ドル、基本1株当たり利益(EPS)は4.86米ドルを記録した。これにより、株主還元の強化として配当を0.175米ドルへと17%引き上げる方針が発表された。
第2四半期の見通しでは売上高の増加と非GAAPベースの収益性向上が示唆され、HAMRへと向かうロードマップの実行力とコスト管理が、競合との比較での優位性の根拠として挙げられている。テラバイト単価の安定と高容量ドライブへの製品構成の転換が、移行期間中も利益率を支えられるとの見方がある。
アナリストは2029年までの売上高を319億米ドル、利益を160億米ドルとする見通しを提示しており、年間売上が約35.2%拡大する見込みとされる。株価には84%程度の上昇余地があるとの公正価値推定も紹介され、今後の評価動向に焦点が集まっている。
一方、別の見方として資本集約度を重視する見解もあり、2029年までの売上高302億米ドル、利益146億米ドルといった保守的な想定も存在する。これらの対立する見解を比較検討するよう促す内容となっている。