AIとセンサーを活用した屋内農業の拡大と、魚介類養殖と水耕栽培を組み合わせたアクアポニックスの実証が進む。米国の拡張拠点や日本政府の投資計画も紹介される。
屋内農業ではAIとセンサー技術を活用して野菜や果物を効率的に育てる動きが広がり、植物工場に加えて養殖と水耕栽培を組み合わせたアクアポニックスも始動している。
米国のイチゴ植物工場を運営するオイシイファームは東京都羽村市に研究開発拠点を新設し、他作物の栽培や自動化ロボットの開発を進める計画だ。
NTT東日本などは都内でアクアポニックスの実証実験を開始。AIとセンサーで光量や温度を制御し、出荷までの期間を短縮することで農薬を使わない循環型の生産を推進している。
農林水産省は農家の減少を踏まえ、異業種の参入と最新技術の活用を促す方針を示し、植物工場の官民投資目標を40年度までに4.6兆円と設定している。
植物工場は国内に約440施設あり、10年前に比べ1.4倍に増えたが初期費用の多さや電気代が課題として指摘されている。