中国政府がアニメやゲームなどの文化輸出を新たな柱として育成する方針を示し、日本作品の集客力を活用して世界市場への浸透を図る。サービス貿易の展示会を通じ、海外進出支援ブースの設置や日系企業との連携が進んでいる。
中国政府はアニメやゲームをサービス輸出の新たな柱と位置付け、ソフトパワーの強化と国産ブランドの浸透を目指す方針を公表した。商務省と北京市はサービス業の展示会を通じ、海外市場開拓を支援する取り組みを強化している。
展示会では海外進出を支援するブースが新設され、ゲーム・アニメ・ドラマを「新三種」として位置づけ、日本企業との連携も進展している。
具体的には中国企業が日本のキャラクターやブランドとコラボを展開。ポップマートはスカルパンダとサンリオのマイメロディと組み合わせた商品を展示し、外国企業との協業事例も紹介された。
中国発のアニメやゲームの存在感は増しているものの、世界で長く愛されるキャラクターはまだ少なく、今後の展開が注目される。
中国文化関連産業の経済効果は年6兆元と報じられる一方、グローバルでの普及には日本など海外勢との連携が追い風となっている。