キリンのヘルスサイエンス研究所は、乳酸菌KW3110を含む食品の継続摂取が、花粉飛散が多い時期の軽症〜中等症の花粉症による眼症状を緩和し、周囲への影響を感じる自覚項目の改善につながると発表した。臨床試験は無作為化二重盲検プラセボ対照で八週間の摂取期間を設定して実施され、結果は学会で報告された。
キリンホールディングスは乳酸菌Lacticaseibacillus paracasei KW3110を含む食品の臨床試験を実施し、軽症から中等症の花粉症による鼻眼の症状に及ぼす影響を評価した。花粉飛散が顕著な時期において眼症状の緩和が確認され、日常生活への影響を示す項目の改善がみられた。研究成果は第75回日本アレルギー学会学術大会で発表された。
「眼症状」および「まわりの人が気になる」という自覚症状スコアの変化量が、摂取6週目および8週目においてプラセボより有意に改善した。対象は春先の鼻眼の不快感を有する20歳以上65歳以下の130名で、無作為化二重盲検プラセボ対照試験として実施された。