テルストラ・グループ・リミテッドが年次報告を公表。売上高230億豪ドル、1株当たり利益0.20豪ドルで市場予想を下回った。2027年の売上高は236億豪ドル、EPSは0.22豪ドルへ修正され、予想は微妙に弱含んだ。
テルストラ・グループ・リミテッドは最新の年次報告を公表し、売上高は230億豪ドル、EPSは0.20豪ドルだった。これはアナリストの予想をそれぞれ約3.5%、3.0%下回る数字となった。決算公表前後の市場の注目点は、企業の収益モデルと来年度の見通しがどう修正されるかという点である。
13人のアナリストによる最新コンセンサスは、2027年の売上高を236億豪ドル、EPSを0.22豪ドルと予測。売上高は前回の242億豪ドル予想から下方修正されたが、EPSの予想は据え置かれている。コンセンサスは目標株価5.01豪ドルを示す一方、最も楽観的と最も保守的な見積もりの幅は4.20~5.50豪ドルと、将来の見通しに対する見解の差が残る。
過去5年間の年率成長率は2.0%であるのに対し、2027年末までの成長率は2.8%とされ、業界平均とほぼ同水準の成長が見込まれている。総じて最近の事業見通しに大きな変化はなく、アナリストは利益予想を据え置く一方、売上高予想の下方修正が行われた。
長期的な収益力や公正価値の見積もり、配当方針などの要素を踏まえた分析が続く。来年度の利益予想よりも、長期的な収益力の評価が重視されるとの見解もあり、複数の分析を通じて今後の動向が注目されている。