ワークマンは作業服「Wonder」に新たな3シリーズを追加し、1990円の防風ジャケットも登場。2026年9月〜2027年8月の1年間で計310万着の販売計画を公表した。
ワークマンが展開するWonderシリーズは、1年間の販売計画として通年作業服210万着、冬物作業服35万着、夏物65万着を含め、2026年9月から2027年8月までの計1年間で計310万着を見込む。今回の発表では、Wonderシリーズの第3弾から第5弾までをそろえ、同シリーズの3シリーズを新たに加える。
Wonderシリーズは2024年4月から推進する「ワーク強靭化」計画のフラッグシップで、デザイン性と高機能を兼ね備えつつ低価格で販売する点が支持を得ている。店舗では作業着をユニフォームとして採用する動きもあり、着心地やストレッチ性、デザイン性を評価する声が寄せられている。
低価格の要因として同社が挙げるのは加工貿易による生産体制の導入だ。生地と副資材を東南アジアの縫製工場に無償支給し、加工賃のみを支払い、資材調達の遅延リスクを工場側に移す形で年30万着規模の量産を想定すると製造原価が従来品より2〜3割安くなるという。
新シリーズと低コスト体制の組み合わせにより、Wonderシリーズが建設技能者の層を超える販売規模を目指す見通しだ。総務省の建設技能者数と比較した際に、同社は同シリーズの販売数が現場作業従事者を上回るとの見方を示している。