関電工はNECと協力しデータ基盤を整備し、レポート作成を標準化・自動化。BIツールMotionBoardで可視化を強化し、分析と意思決定の迅速化を進めている。
関電工はデータドリブン経営を中期経営計画の柱に掲げ、データ基盤整備・AI活用・人材育成の3本柱で取り組みを進めている。現場と経営層が共通データを参照できる環境を整え、未来を見据えた意思決定の質とスピードを向上させることを目指す。
コストマネジメント部門の課題として、工事ごとに資材費と外注費を集計するレポート作成が属人化しており、件数が多いため作業負担が大きかった。NECと協働して、レポート作成の標準化と効率化を進めることが目的とされた。
MotionBoardを中心にデータを取り込みダッシュボードを構築し、Excel依存の作成作業を自動化。現場拠点の担当者が直接ダッシュボードを確認できるようになり、関係者へのファイル送付作業などの手間が削減された。
今後はAI活用を含むデータ活用の高度化を検討。収益悪化の兆候把握や要因分析をAIで支援する可能性を検証しており、工事種別ごとのリスク要因の特定を進めることで意思決定の精度を高める狙いがある。