JALの2027年3月期第1四半期決算で、稼ぎ頭のフルサービスキャリア事業が赤字に転じた一方、通期予想と配当予想は据え置かれた。9月30日が株主優待の権利確定日で、200株以上保有で割引券対象となるなどの条件が示された。
2027年3月期第1四半期の連結決算は、売上収益が5273億円、EBITが127億円、純利益が53億円と大幅な減益となった。燃油費の急騰が主要因で、燃油費は前年同期の940億円から1488億円へと58.4%増加した。
ただし需要自体は落ちておらず、国際線旅客のイールドは1キロあたり19.6円、国内線は20.7円へ上昇するなど単価面での収益力は高まっている。通期予想は売上2950億円、EBIT1800億円、純利益1100億円で据え置かれ、季節性を踏まえると第2四半期以降の需要拡大が期待されている。
株主優待は9月30日基準日で200株から対象となり、国内線全路線の片道1区間を50%割引する株主割引券が中心となる。新たにeJALポイントの付与も開始され、ポイントは保有株数に応じて付与される。
9月18日の株価は3,065円で、PERは11.98倍、PBRは1.23倍、予想配当利回りは3.13%と報じられている。