2026年9月15日に浜岡原子力発電所275kV開閉所の制御盤内で火災が発生。原因は接地開閉器の入操作時にストッパーがかかった状態で長時間通電したこととみられ、対策として再発防止策を公表したとされます。
現場調査と事実確認の結果、火災発生の経緯として、送電設備の点検作業中に運転員が275kV開閉所内の接地開閉器を入にした。これによりコイルへ通電が発生し、ストッパーがかかっていたため入状態が維持され、長時間の通電によって異常発熱を引き起こして火災に至ったとされます。
原因調査では、運転員が操作用手順書を確認せず、調整用手順書だけを参照していたことが直接の原因とされ、そのほか他の接地開閉器ではストッパーを切状態に使用しない運用であった点を運用上の誤解と結びつけて指摘されています。
再発防止対策として、操作用手順書の使用を徹底し手順の区分を明確化、ストッパーの運用を統一して切状態での使用をなくす、当直責任者の教育を実施すること、今回発火したコイルと同様の回路の耐性向上を目的に交換を計画する、等が挙げられています。
公表状況として、浜岡原子力発電所275kV開閉所での火災に関する情報は今回が公表の一次情報であり、別紙情報も公開されているとされます。